◎男性セラピストのアロマトリートメントで、睡眠不足解消と女性ホルモンの活性化を
女性ホルモンの分泌は、何もしなければ通常、加齢とともに減少していきます。ストレスの多い現代社会では、女性ホルモンの分泌の乱れや低下を招きやすく、不眠や自立神経の失調、生理不順や不妊、若年性閉経などとも密接な関係があると言われています。女性ホルモンの低下は、美容の面では卵胞期におけるコラーゲンの増殖が上手くいかずに、肌のシミやシワ、タルミができやすく、髪の毛のコシやツヤも少なくなり、抜け毛や薄毛の原因になります。さらに、爪や骨格にも悪影響を与えたり、太りやすく、ボディラインも崩れやすくなります。女性ホルモンの分泌をコントロールするのは、脳にある視床下部と下垂体です。まず、視床下部からの指令で下垂体から性腺刺激ホルモンが分泌して卵巣ホルモンに働きかけ、卵巣から女性ホルモンのエステロゲンとプロゲステロンが分泌されます。
いつまでも女性らしい美と健康を保つためには、女性ホルモンの分泌を促すことがとても大切です。基本的にはバランスの良い食事、睡眠、運動、血行促進など、健康的に毎日を過ごすことが何より重要です。ストレスの解消とリンパの流れや血行を促進するアロマトリートメントを定期的に受けることも大変効果的だと言えます。女性セラピストよりも男性セラピストのアロマトリートメントの方が、女性ホルモンの分泌が活発になると言われています。
日本人は、世界の中でも睡眠時間が特に短い国民です。日本人のなかで睡眠不足を特に大きな問題と感じている人は少ないと思います。もし健康に影響があっても、頭痛や集中力の低下くらいだろうと軽く考えるのではないでしょうか。睡眠不足に関する研究では、実は恐ろしい健康リスクがいろいろ発見されています。なんと睡眠不足の人は、糖尿病やガンにかかるリスクが高くなるという研究結果もあります。睡眠の質を上げれば睡眠不足は解消できます。
◎アロマセラピーで睡眠不足の解消と効果
良い睡眠を取ることで起こるメリット
良い睡眠を取ることができると、様々な良い効果が期待できます。
1.美肌効果
睡眠中に分泌される成長ホルモンは、肌の修復、再生をするといわれています。睡眠中分泌される成長ホルモンのおかげで、細胞の修復や代謝の促進を促し、美肌への効果をひきあげてくれます。肌は、日中、常に紫外線や外気ストレスなどにさらされダメージを受けています。
この時、成長ホルモンは 肌の細胞分裂を促して新しい細胞をつくり出す(ターンオーバーの促進)、ダメージを受けた細胞を修復して再生させるといわれ、深く良質な睡眠は、どんな美容液もかなわない最高の美容法なのです。成長ホルモンは、活動している日中にはあまり分泌されず、夜しっかりと身体を休めてリラックスして寝た”ぐっすり睡眠中”に分泌されます。特に 入眠直後の3時間は、お肌のシンデレラタイムといわれており、入眠後、約30分後から始まる一日のうちで最も深い眠りを合図に成長ホルモンが最も多く分泌されるためです。夜更かしをしたり、睡眠時間が不規則になると、ホルモンバランスや体内リズムが崩れたり、ターンオーバーが乱れ、乾燥やくすみ、しみ、シワ、たるみといった肌トラブルにつながることも出てきます。
2.ダイエット効果
充分な睡眠がとれていると、満腹を感じるレプチンと呼ばれるホルモンと体脂肪を減らすコルチゾールというホルモンがでます。さらに睡眠中に多く分泌される成長ホルモンは、基礎代謝をあげてくれます。睡眠時間が6時間以下と少ないと、このホルモンは分泌することが難しいとされているのです。効果的な睡眠時間は、7時間以上です。また、睡眠不足になるとグレリンという成分が増え、フライドポテトやナッツのような高カロリーの食事を好むようになる傾向が顕著に現れるそうです。つまり、寝不足になるだけで食事量が増え、しかも太りやすい食事を好むようになるということになります。
3.記憶力効果
私達は、起きている時は目を開け続けているため、次から次へと情報を脳へ送り続けている状態です。この状態では脳は入ってきた情報を整理する時間がなく、頭に定着させることができません。情報を整理するために「情報が入ってこない時間」が必要であり、これが「6時間以上の睡眠」です。睡眠中は目を閉じて外部からの情報を遮断しているため、後から入ってくる情報がなく記憶の整理がスムーズに行われます。睡眠中の情報は夢を見ている時におこなわれると言われています。夢の内容が支離滅裂なのは様々な記憶を整理している途中段階を見ているからなのです。記憶が整理されれば頭に定着します。記憶を定着させるためにも睡眠は必要不可欠なのです。
4.免疫力を高めます。
質の良い睡眠をしっかりと取ることができる人は、免疫力が高く健康です。逆に不眠になると高血圧、糖尿病になりやすいそうです。睡眠が免疫力を高め、さらに生活習慣病の予防にもなるのです。睡眠は1日働き続けた体を休ませ、脳や神経、細胞に休息を与える大切な時間です。眠ることにより、ホルモン分泌や内蔵機能の働きが整えられるため睡眠不足になると胃腸のトラブルなど体にも様々な悪影響がでできます。夜22時以降に免疫力は最も高くなります。この時間帯に質の良い睡眠を取ることで内蔵や細胞の修復が行われ疲れた脳や荒れた内蔵の働きを正常に整えます。しっかりと休息をとった免疫系も活発に働いてくれます。
5.ストレス解消
ストレスを感じるという状態は脳がつかれている状態であるということでもあります。「嫌なことがあっても寝るとすっきりした」と感じる人もいるように質の良い睡眠を取ることによって疲れた脳を休ませることができるので睡眠は非常に効果的なストレス解消法でもあります。睡眠の不足した状態が続くと徐々にストレスは溜まっていき、うつ状態をはじめとする精神疾患や不眠症などの睡眠障害を発症する原因にもつながります。睡眠は私達にとって必要不可欠であり、大切な時間です。
まずは、アロマトリートメントを試し、質の良い睡眠をとってみてはいかがでしょうか。きっと心も体も喜び、ぐっすり眠れるのではないかと思います。
睡眠不足は脳に老廃物が溜まりアルツハイマーの原因になります。人間は寝ている間に、体の浄化や修復、回復を行っています。つまり睡眠時間が十分でないと、体には老廃物や疲労が蓄積して、ある日突然生活に支障が出てくるなんてこともあり得るんです。全身の老廃物を運ぶのにリンパが働いていることは知っていますか?毛細血管と同じように体の隅々まで張り巡らされたリンパが、日常の活動で出た老廃物を集めて排出させます。しかし、脳にはリンパがありません。脳は老廃物を排出するのに別の方法があり、脳内を満たしている脳脊髄液(CSF)と呼ばれる液体が老廃物を吸収し、血液中に排出しているんです。この脳脊髄液なんですが、実は寝ている間しか働かないんです。
脳は日中の活発に活動している間は老廃物の排除を後回しにし、睡眠中にようやくその日に蓄積された老廃物を排出し始めます。脳の老廃物としては、脳で常に作りだされているタンパク質のアミロイドβが有名です。このアミロイドβは、脳に蓄積するとアルツハイマーなどの恐ろしい病気の引き金になると言われています。睡眠不足は、アルツハイマーになるリスクが高まります。アミロイドβと呼ばれるタンパク質が、脳内で蓄積することでアルツハイマー型認知症になると考えられています。
日本人は、世界の中でも睡眠時間が特に短い国民です。日本人のなかで睡眠不足を特に大きな問題と感じている人は少ないと思います。もし健康に影響があっても、頭痛や集中力の低下くらいだろうと軽く考えるのではないでしょうか。睡眠不足に関する研究では、実は恐ろしい健康リスクがいろいろ発見されています。なんと睡眠不足の人は、糖尿病やガンにかかるリスクが高くなるという研究結果もあります。睡眠の質を上げれば睡眠不足は解消できます。